足の痛み

ひねった覚えがないのに足首が痛くなるのはなぜ?

2020年4月24日(金)2024年1月31日(水)

少し長く歩いただけ、あるいは足首が疲れてくると痛みが出る。しかし足首をひねったり痛めた覚えはない。

このような症状に悩まされている方は、ねじれ歩行をしてしまっている可能性が高いです。ねじれ歩行とは、歩くたびに足先が外側に流れて、知らないあいだに足首をねじってしまう状態です。

またねじれ歩行によって足首を痛めている人は、足首を廻すとゴキゴキと音がして鈍い痛みが起こったりもします。

足首が痛い画像

ねじれ歩行の原因と原理

外反母趾や指上げ足など足に異常があると、足指の力が不足し、その結果歩く際に地面にしっかり踏ん張ることが出来ず、歩くたびに足先が外側に流れてしまいます。

足先が外に流れると足首は必要以上にねじれ、足関節を安定させている靭帯が伸びて、足首も緩んでしまいます。

足関節は、正しく使われる分には何万歩歩いても耐えられる構造になっていますが、外方向に流れる歩き方を続けていると、足首を痛めることになってしまうのです。

また、40歳以降の女性では、手の第一関節が変形する「ヘバーデン結節」が足に転移した「仮称、足ヘバーデン」を加えた判断が必要です。

ねじれ歩行の原因と原理解説

ゆるんだ足首とねじれ歩行の改善方法

ゆるんでしまった足首は、しっかりとした固定をするようにしてください。包帯を多めに巻いて、3か月は継続すると良いです。

包帯で上手く固定できない、包帯を巻くのが難しいという場合には、『足首専用ヒールロックサポーター』が、手軽にしっかりと固定ができるのでお勧めです。

また、ねじれ歩行の改善にはその原因である外反母趾や指上げ足によって崩れてしまった足裏のバランスを正しく整える必要があります。

それには、足裏を爪で2~3分刺激したり、グーパーリハビリ運動などの、足裏を適度に刺激したりストレッチを行うのが良いです。

また、3本指タイプのテーピング靴下で足裏のバランスを整えることで、自然と正しい歩行を促していくことができます。

詳しくは『あなたの指先変形していませんか(自由国民社)』『自分で治す外反母趾(自由国民社)』を参考にしてください。
カテゴリ:足の痛み

 

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