足の痛み

足の小指や小指の付け根が痛むのは靴のせい?

2020年11月20日(金)2024年1月31日(水)

小指の付け根が歩くたびに痛む、足の小指の外側や裏側にタコができる、小指が圧迫されて赤くなりしもやけ状態になっている。

これは内反小趾と呼ばれるもので、外反母趾とは逆に、小指が親指側に曲がりすぎて起こるものですが、このような症状が起こる原因としてよく言われるのが先の細い靴を履き続けることです。

先の細い靴はどうしても足先を圧迫してしまうので、このような悩みが起こりやすいのです。

靴の中の小指が痛いイメージ

足の小指が痛む内反小趾が起こる理由

先の細い靴を履き続けていると小指が痛む内反小趾になりやすいとお話しましたが、なぜ先の細い靴を履いていると内反小趾が起こるのかをご説明します。

足先が圧迫され続けると、足指に踏ん張る力がなくなり、小指側の横中足靭帯が緩んでしまいます。

横中足靭帯が緩んでしまうと、第5中足骨が外側に開いてしまう形となり、逆に小指は内側に曲がるため、小指がより踏ん張れなくなり、小指の付け根に体重が集中して痛みが起こるのです。

痛みの出る原理

40歳以上の女性では手のヘバーデン結節が足に起こった酷い外反母趾「仮称:足ヘバーデン」により小指が変形してしまいます。

また、この症状がある人の多くは、肩こり・腰痛・便秘に悩まされています。

内反小趾の改善方法

まずは足に負担をかける先の細い靴を避けることです。しかし一度バランスの崩れてしまった足先は、靴を変えるだけでは改善が難しくなっています。

そこで必要になるのが、カサハラ式足裏バランステーピングや、テーピング機能を内蔵した3本指テーピング靴下を利用することです。

カサハラ式足裏バランステーピングは正しくテーピングをすることで足裏のバランスを整えることができます。

またこのテーピング法を行う際、4指と5指の間にスポンジを入れ、その上から軽く包帯を巻いておくと、痛みの改善に役立ちます。

テーピングを行うのが難しい場合には、簡単にケアができる3本指テーピング靴下を履くようにすると良いです。

また、自宅では3本指テーピング靴下の上から筒形サポーターを装着すると、さらに効果を上げることができます。
カテゴリ:足の痛み

 

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