通院してきちんと対処しているはずなのに外反母趾が治らない、ますます悪化していくばかりだとお悩みの方は、ヘバーデン結節を疑ってみてください。
ヘバーデン結節は手の指の第一関節に起こる炎症や痛み、変形を起こすものとして知られていますが、実はヘバーデン結節は手だけではなく、足・ひざ・股関節・腰・背骨・首にも炎症や腫れ、変形を引き起こすことがあります。
ヘバーデン結節が原因で起こる外反母趾は、通常の外反母趾とは対処方法が異なるため、早い段階で区別をしなければなりません。早い段階で気が付き、正しい対応ができれば痛みをやわらげ、変形を最小限に抑えることができるからです。
ヘバーデン結節
その足の異常、ヘバーデン結節かもしれません
2019年8月16日(金)2024年1月23日(火)
足に起こるヘバーデン結節の特徴
足に起こるヘバーデン結節について、よく見られる特徴をご説明します。
またヘバーデン結節の発症が原因となり、足・ひざ・腰・股関節・背部・首に転移し、負傷の瞬間を特定できない慢性的な痛みや、関節の変形や損傷、疲労骨折を併発することもあります。
- 親指がねじれて、爪が外側に向いて変形している
- 痛みが出た後、3ヶ月くらいで急に曲がる
- 変形の角度が鋭角で曲がっている
- 親指の付け根の膨らんだ部分の骨が太く肥厚している
- 親指の付け根の膨らんだ部分の関節が固くなって親指の動きが悪い
- 急性期(炎症期)にテーピングで矯正すると痛みが出る
- 右足または左足のどちらか片方の足から発症する場合が多い
またヘバーデン結節の発症が原因となり、足・ひざ・腰・股関節・背部・首に転移し、負傷の瞬間を特定できない慢性的な痛みや、関節の変形や損傷、疲労骨折を併発することもあります。
ヘバーデン結節が足に起こった「足の痛み」の一例
足に起こったヘバーデン結節の対処法
痛みがある場合でもできるテーピング法を実践するのがおすすめです。このサイト内でも解説していますので、詳しくは「足裏バランステーピング法」の解説を確認してください。
また、テーピングを自分でするのは難しい、自信がないという人は、「3本指テーピング靴下」や「専用サポーター」などの対応グッズを活用すると良いです。
靴下やサポーターはテーピングよりも簡単に実践することができるので、手軽に行うことができるのが利点です。
どの方法であっても、効果が出るまでには時間がかかります。個人差はありますが、長い人は1年ほどかかることもあるので、毎日無理なく続けられる方法を選ぶのが良いです。
へバーデン結節と気づいたら早めの対策はもちろん、全身に広がらないよう未病のうちに改善し、健康寿命を延ばすことを最優先してください。