首の異常を具体的にお話すると、頚椎の歪み、変形、自覚がないほどの微細な疲労骨折などが挙げられます。疲労骨折とは骨に小さなヒビのできた状態も指すため、軽傷では自覚がない事も多いです。
首は人間の重要な神経や血管、リンパ管などが集中しているため、ここに異常があると炎症が起きやすく、わずかな負担で首・肩のこりと共に、自律神経の誤作動が起こってしまいます。
首・肩こりは身体の不調(自律神経失調)を伴って不眠に繋がります。自律神経の誤作動は本来昼に働いて身体を活発的にする交感神経が夜に働いてしまい、眠りたいと意識しても身体は眠りに備えた状態にならず、不眠に繋がってしまうのです。
足裏と健康の関係性
不眠を解消するには枕と首を見直すべき
2019年5月10日(金)2024年1月31日(水)
なかなか寝付けない、睡眠時間は十分なはずなのに寝た気がしない、などの不眠に悩まされ、横向きやうつ伏せなど様々な姿勢を試してみるも、寝姿勢によっては首の痛みを感じたりする。
不眠を治すために寝る前に飲むものを気をつけたり、お風呂の時間を気をつけたりしても不眠が解消されない、枕を変えても眠れない、日常生活で不眠になるほどのストレスも心当たりがないのに……。
このような悩みを抱えている人は実は意外と多く、しかしこれといった原因が思い当たらないから枕が悪いと考えてしまう場合が多いです。
もちろん枕にまったく要因がないわけではありませんが、合わない枕でもぐっすり眠れる人もいます。この差はいったい、どこにあるのか。その原因を、これからお話します。
首の異常が原因で起こる不眠
どうして首の異常が起こるのか
このような異常が起こる理由には様々な要因がありますが、現代社会で特に多く見られるのが足裏のトラブルです。
足の発達を促す刺激の少ない生活をしていたり、足に合わない靴を履いている人は、外反母趾や浮き指といった足裏の異常を起こしてしまいます。
また足に異常が起こる時は、両足にまったく同じように負担がかかることはまずありません。そのため左右でかかる負担が異なることによりバランスが崩れて、さらに不安定になってしまいます。
足元のバランスが崩れていると、その影響は上半身にも及びます。本来足は、歩行時に起こる地面からの衝撃やねじれ波を吸収して身体の上部に負担をかけないようにする役割を負っているのですが、足裏が不安定になっているとその役割を果たすことが出来ず、地面からの衝撃やねじれ波はそのまま上半身、首にまで伝わります。
その結果、首にも異常が起こってしまい、先に説明したような不眠に悩まされることになってしまうのです。悪い足による悪い歩き方が、交通事故のようなムチウチ症を起こしているのです。
足の発達を促す刺激の少ない生活をしていたり、足に合わない靴を履いている人は、外反母趾や浮き指といった足裏の異常を起こしてしまいます。
また足に異常が起こる時は、両足にまったく同じように負担がかかることはまずありません。そのため左右でかかる負担が異なることによりバランスが崩れて、さらに不安定になってしまいます。
足元のバランスが崩れていると、その影響は上半身にも及びます。本来足は、歩行時に起こる地面からの衝撃やねじれ波を吸収して身体の上部に負担をかけないようにする役割を負っているのですが、足裏が不安定になっているとその役割を果たすことが出来ず、地面からの衝撃やねじれ波はそのまま上半身、首にまで伝わります。
その結果、首にも異常が起こってしまい、先に説明したような不眠に悩まされることになってしまうのです。悪い足による悪い歩き方が、交通事故のようなムチウチ症を起こしているのです。
不眠から解放され、気持ちよく眠るために
不眠を根本的に解消するには足の不安定を改善することが第一ですが、これには適切なテーピングを続けていくことや毎日のストレッチ運動が必要になり、少し時間がかかります。
ですのでここでは、今日からできる不眠対策をご紹介します。不眠を解消するには、交感神経と副交感神経が正常に働けるよう、意識的に環境を整えることが重要になります。
→ドッグブレス呼吸法のやり方解説はこのリンクをクリック!
ですのでここでは、今日からできる不眠対策をご紹介します。不眠を解消するには、交感神経と副交感神経が正常に働けるよう、意識的に環境を整えることが重要になります。
体に合った、少し低めの枕を用意する。
少し低めのほうが気道が確保され、酸素を多く取り込むことができます。必ずしも高級な枕が必要ということはなく、バスタオルを丸めて自分にちょうどいい枕を作る方法もあります。寝る前に『辛いもの』『お酒』『カフェイン』は厳禁。
どれも身体を興奮させたり、交感神経を高揚させる効果があるので、就寝の妨げになってしまいます。腰やお腹が冷やさない
冷えると寝つきにくくなるため、上着をズボンの中に入れるようにすると良いです。寝る前に布団の中でドッグブレス呼吸法を行う
この呼吸法で意識的に酸素を多く取り込むことで副交感神経が高まり、体をリラックスモードにすることができます。寝る前に布団の中で、300~500回を目安にして数えながらできるだけ早く行うのがポイントです。→ドッグブレス呼吸法のやり方解説はこのリンクをクリック!