冷え性を生まれつきの体質だと思って諦めてしまう人はまだまだ多いです。しかし実は、生まれつきの体質で冷え性になってしまうというのは間違いです。
生まれつきの体質などではなく、自分でも気付かないうちに冷え性になりやすい体になってしまっているのです。
日常生活に大きな支障が出ない程度の症状の人が圧倒的に多いこともあり、体質だから仕方がないと諦めて治そうとしない人が多いですが、原因をきちんと追究して対処すれば、治すことができるものなのです。
足裏と健康の関係性
冷え性は体質ではなく、治していくことができる!
2019年6月7日(金)2024年1月23日(火)
冷え性の原因
良く言われるのが、お湯につからずシャワーで済ませてしまうことや、エアコンの冷風です。もちろんどちらも避けるに越したことはありませんが、それ以上に大きな原因として考えられるのが、足裏の不安定です。
足裏が不安定になっていると、歩行の際に身体にかかる負担が大きくなります。この負担は脚だけでなく、腰や首にまで及びます。
足裏が不安定になっていると、歩行の際に身体にかかる負担が大きくなります。この負担は脚だけでなく、腰や首にまで及びます。
安定した足裏であれば、地面に足をつけて歩く際に体にかかる衝撃は足裏でしっかりと吸収して身体に負担をかけません。しかし不安定な足裏は、過剰な衝撃となって腰や首にまで及び、腰や首にも異常を起こしてしまうのです。
腰のずれや変形は坐骨神経への圧迫に繋がり、坐骨神経の働きが弱まって、下半身への血行不良が起こります。首のずれや変形は自律神経の誤作動に繋がり、こちらもやはり下半身への血行不良に繋がってしまいます。
血液がきちんと廻っていないと、冷え性が起こってしまうのです。
血行を良くするために
まずは足裏からふくらはぎまでをマッサージや強圧法で血行を良くすることから始めます。さらに、不安定な足裏をテーピングや専用テーピング靴下で整えて、体に負担のかからない正しい歩行を促します。
こうすることで徐々によくなってきますので、身体の調子を見ながらウォーキングなどの運動を習慣づけて、全身の血行を保つようにしてください。
きちんと全身に血液が廻っていれば冷え性は起こらず、夏場の冷房の効いた部屋や寒い冬でもほとんど気にならなくなります。
こうすることで徐々によくなってきますので、身体の調子を見ながらウォーキングなどの運動を習慣づけて、全身の血行を保つようにしてください。
きちんと全身に血液が廻っていれば冷え性は起こらず、夏場の冷房の効いた部屋や寒い冬でもほとんど気にならなくなります。
足裏からふくらはぎの血行を良くする簡単な方法
- バスタオル2枚を4等分にたたみ、枕のように丸く棒状に丸めて紐で止めて「タオル枕」を作ります。
- 「タオル枕」を正座の状態でアキレス腱とお尻の間に挟んで、約15分程度正座を続ける強圧法を行います。
アキレス腱を圧迫し続けることで毛細血管に血液が流れるようになり、ふくらはぎの筋肉の緊張がとれてきます。タオル枕を外した瞬間に、血液が流れる圧力でカーッと熱く感じるほどです。
これを続けることで心臓への血流を促して、血行を良くし、冷え性を解消していくことができます。