浮き指

巻き爪や陥入爪を解決するには、浮き指の解決が必要

2020年4月10日(金)2024年1月31日(水)

足の爪が内側に曲がってしまう巻き爪や陥入爪は場合によっては爪の両端が足の指に食い込んで赤く腫れたり、強い痛みが起きたりします。

酷くなると出血や化膿を伴い、歩くのにも支障が出るほどです。

この巻き爪や陥入爪は浮き指といった足指の異常が原因となることがあります。ここでは、なぜ浮き指趾が巻き爪・陥入爪の原因となるのか、またその対処法をご説明します。

巻き爪で痛む足

浮き指が巻き爪や陥入爪の原因となる理由

浮き指というのはその名の通り、本来しっかり地面に踏ん張っていなければならない足の指が、無意識に浮いてしまっている状態を言います。

この状態で歩いていると、正常な状態であれば爪にかかるはずの重力負担が加わらないために、爪が退化して丸まり、委縮してしまうのです。

陥入爪も、指が浮いているためにその筋肉が使われずに筋肉が衰えて柔らかすぎる状態になってしまい、委縮した爪が皮膚に食い込んで起こるものです。

また、40歳以降の女性では手の第1関節が変形する「ヘバーデン結節」が足に転移した「仮称:足ヘバーデン」を加えた判断が必要になります。

指が浮いているためにその筋肉が使われない状態になってしまった足

巻き爪・陥入爪への対処法

巻き爪や陥入爪は痛みがひどかったり化膿している場合は、まず専門医師に相談してください。病院では、ワイヤーを通して爪が広がるように矯正したり、日帰り手術で爪の一部を切除するなどといった対処がとられています。

一方、手術やワイヤーでの処置をするほどではない軽い症状であれば、自分で対処していくことが出来ます。

対処方法のひとつは、巻き爪・陥入爪になりにくい爪の切り方を学ぶことです。深爪にしたり、端を丸くしてしまうと巻き爪・陥入爪になりやすので、指先よりも少し長めに残し、爪の両端が丸くならないように切るのが良いです。

さらに、巻き爪・陥入爪の原因となる浮き指への対処も重要です。浮き指はカサハラ式足裏バランステーピング法で足裏のバランスを整えるのが良いです。

足裏のバランスがきちんと整えられれば親指でしっかり踏ん張って歩けるようになり、爪の退化や筋肉の衰えを防ぐことができます。

テーピングが難しい場合には、テーピングに近い効果が得られるよう設計された「3本指テーピング靴下」を使うのが良いです。

また、クッション性抜群の免震インソールを靴に入れ、歩行時の負担を和らげるのもおすすめです。
カテゴリ:浮き指

 

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