ヘバーデン結節

手の親指の付け根が痛いのはCM関節症

2020年3月27日(金)2024年1月31日(水)

CM関節症とは手の親指の付け根の甲側が出っ張り、痛みが起こるものです。

CM関節と呼ばれる部分に痛みが起こるので「CM関節症」です。このCM関節症が起こる原因は一般的には、関節リウマチだと言われています。

確かに関節リウマチでもこの症状は現れますが、検査をしても関節リウマチではないと診断され、原因がわからないまま悩まれている方も大勢います。また、腱鞘炎と勘違いしたまま、間違った対処をしている人もいます。

ですが、実はこの「CM関節症」は、ヘバーデン結節の関連症状としても現れるのです。

CM関節症とは

ヘバーデン結節かどうか確認する方法

ヘバーデン結節は指の第一関節だけに症状が現れるのが特徴です。

つまり、手の親指の付け根が痛いCM関節症が起こっているときに、第一関節が太くなり変形する様子も同時に見られている場合、その「CM関節症」はヘバーデン結節の関連症状である可能性が高いのです。

ただし「CM関節症」は関節リウマチでも起こる症状であるため、ヘバーデン結節の可能性が高いと判断したとしても、すぐにヘバーデン結節に結び付けないようにしてください。

特に、まだ検査などを受けておらず、原因を確認していない場合は、まずは専門家による正確な診断を受けることをおすすめします。

ヘバーデン結節と関節リウマチでは治療法がまったく異なるため、素人判断で間違った対処をしてしまうと症状が治らないまま悪化してしまうからです。

手の親指の付け根の痛み(CM関節症)を和らげる方法

「CM関節症」の辛い症状に対処するには、CM関節の固定法がお勧めです。

また、自分でテーピングするのが難しい場合には「CM関節症」の出っ張りやお悩みを解決するために作られたCM関節サポーターを利用すると簡単にテーピングに近い効果を得ることができます。
自分で固定するテーピング法
CM自分で固定するテーピング法
カテゴリ:ヘバーデン結節

 

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